運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
299件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-05-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

それと同時に、従来からも申し上げているとおり、フォワードガイダンスという形で消費者物価上昇率が、消費者物価の前年比の実績値プラスになって、それが安定的に持続するまでマネタリーベース拡大を続けるということをコミットしているわけですし、これもフォワードルッキングな形で物価上昇、二%の物価安定目標に対するコミットメントを明らかにしているというわけであります。  

黒田東彦

2021-05-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

もう一つオーバーシュート型コミットメントということで、インフレ率が安定的に二%を超えるまでマネタリーベース拡大方針を継続するということを約束することによりまして予想物価上昇率を引き上げるということでございます。この二つによりまして、名目金利から予想物価上昇率を差し引いた形の金利実質金利ということですが、実質金利を引き下げることによりまして緩和的な金融環境実現いたします。  

内田眞一

2021-03-16 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

マネタリーベースがその様々な影響を与えるということは事実ですけれども、この委員御指摘の極端な円高マネタリーベースの差だけで説明するというのは非常に難しいと思います。  他方で、御案内のとおり、今や米国、欧州、日本等主要国中央銀行は全て二%の物価安定目標を目指して金融政策を運営しているという中で、この数年は基本的にかなり円、ドルユーロの間の為替関係は安定しているということは言えると思います。

黒田東彦

2021-03-05 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号

したがいまして、イールドカーブコントロールの下で金利低位に安定させると同時に、物価上昇率が安定的に二%を超えるまでマネタリーベース拡大方針を継続するというオーバーシュート型コミットメントによって、二%の物価安定目標実現にコミットして、人々予想物価上昇率を引き上げることを意図しているわけであります。  

黒田東彦

2021-03-05 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号

私、度々申し上げております、私が心配しているのは、マネタリーベース拡大にこだわっていって、通貨安という最悪の副作用をある日突然呼び込むことになるのではないか。  また、足下は最近円安になっております。資料の二を御覧いただきたいんですけれども、ドル・円、ユーロドルユーロ・円を見ると、明らかに財政的に一番きちんとしているユーロが、このところユーロ高になっている。

青山雅幸

2021-03-05 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号

と申しますのは、例えば今回の十二月の報告にも、マネタリーベースは、前年比プラス幅が大幅に拡大し、九月には一四%台前半プラスとなった、マネーストック、M2の動向を見ると、前年比プラス幅が大幅に拡大し、九月には九%のプラスになった、こういうことが報告書に書かれているわけですけれども、物価は別にそれに呼応して上がっているわけではない。  

青山雅幸

2021-02-26 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号

したがいまして、現在日本銀行が行っている金融緩和は、こうした考え方に沿って、イールドカーブコントロールの下で金利低位に安定させる、それと同時に、インフレ率が安定的に二%を超えるまでマネタリーベース拡大方針を継続するということでオーバーシュート型コミットメントをして、二%の物価安定の目標実現にコミットして人々予想物価上昇率の引上げを図ることを意図しているわけで、こうしたことを通じて、名目金利から

黒田東彦

2021-02-24 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号

すなわち、イールドカーブコントロールの下で金利低位に安定させると同時に、インフレ率が安定的に二%を超えるまで、マネタリーベースこれは中央銀行が提供します、供給します通貨量でございますけれども、その拡大方針を継続することを約束したオーバーシュート型コミットメント人々予想物価上昇率を引き上げることを企図してございます。

清水誠一

2021-02-24 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号

日吉委員 デフレではない状況ということですけれども、それは少し後でお話をさせていただくとしまして、今、日銀さんのお話の中で、マネタリーベースを増やすことによって民間金融機関の貸出しを刺激して、マネーストックベースの貨幣を増やしていく、これによって需要、需給に対応していく、こういったことで物価が上昇していくような説明を受けたと理解いたしました。  

日吉雄太

2020-11-18 第203回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号

次元緩和、つまりは、マネタリーベース、通貨供給量をふやして経済をコントロールしていこう、そういう基本的なお考えだったと私は思っております。その後、イールドカーブコントロールなどの手法も取り入れられまして、いろいろなやり方、オプションもされておられる。きょう話題になっておりますETFの買入れの増大もその一つだとは思いますけれども。  

青山雅幸

2020-05-19 第201回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号

そういった意味では、私どもとしては、銀行は適切なアドバイスをきちんとしていかないかぬという立場になるんだとは思いますけれども、今、少なくとも、無金利、無担保、五年間元金、保証等々いろいろな話が国から出てきておりますので、そういったもの等をちゃんときちんと理解した上で、その新しく借りに来た者に対して金を貸した、それはマネーサプライがふえることになりますから、マネタリーベースではなくてマネーサプライがふえることになりますから

麻生太郎

2020-03-24 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第6号

その回答として、採決において賛否が拮抗したケースについて申し上げますと、平成二十八年一月二十八日、二十九日の金融政策決定会合ではマイナス金利の導入について賛成五名、反対四名で可決されたほか、平成二十六年十月三十一日の金融政策決定会合ではマネタリーベース増加額拡大等について賛成五名、反対四名で可決された例がありますという回答をいただきました。  次の質問になります。  

浜田聡

2020-03-10 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

だから、ベースマネーマネタリーベースをどんどん増やしてインフレ期待を高めていこうと、そういう金融政策やってきたんじゃありませんか。ところが、財政の方がもう二回も増税しちゃった。マイナス七・一%でしょう、さっきから議論しているようにね。これで、去年の十―十二月期、消費税影響が軽微だったなんて言えるんですか。まあ、答えは同じだから聞きませんけどね。消費税影響は極めて大ですね。

渡辺喜美

2020-03-10 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

その上で、今、例えば日銀が幾らマネタリーベースを増やしてもマネーサプライが増えないんですから。世の中需要がないんですから、その需要を何でつくるんですというところがなければ、マネーサプライが出てこない限り、マネタリーベースを幾ら増やしても景気は良くならぬというのはこの数年、もう実験済みなんだと思っております。  

麻生太郎

2020-03-10 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

この実質金利差為替レート関係があるというのは、形を変えて言うと、マネタリーベース比較と言ってもいいわけであります。日米マネタリーベース、お金ベースマネーがどれくらいの割合であるかということも実は為替レートに、ちょっと長いレンジで見れば大いに関係のある話なんですね。  かつて日本が、黒田総裁の前の白川総裁の時代に、FRBがどんどんベースマネー増やすのに日銀は全く何もやらなかった。

渡辺喜美

2020-02-21 第201回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号

いずれも、今、いつまでたっても二%の目標が達成されない中で、国債の買入れ量は減ってきている、あるいはそれに伴ってマネタリーベースもふえなくなってきている、あるいは副作用もたくさん出てきているという中で、私は、IMF提言というのはまことに的を得た提言だと思いますし、こういうことをするかどうかの前提としても総括的検証をぜひやっていただきたいんですが、どうですか。

階猛

2020-02-04 第201回国会 衆議院 予算委員会 第6号

マネタリーベースについてお尋ねでありますが、御案内のとおり、マネタリーベースにつきましては、国債の買入れだけでなく、ほかのさまざまなオペレーションの結果で出てくるものでもありますので、現時点で、国債買入れマイナスになるとか、あるいは、御懸念の、いわゆるオーバーシュート型コミットメントイールドカーブコントロールが矛盾するというようなことになるとは見ておりません。

黒田東彦

2019-11-29 第200回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号

最後の質問になりますけれども、物価安定目標実現までは、マネタリーベース拡大し、リスク要因がちょっとでも出れば、直ちにちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる、これは、強い言葉で言っておられますけれども、どんどんまた際限なく国債を買っていくのか。全然歯どめの言葉がないわけですよ。これは、私から見たら、これこそMMTの言っていることとほとんど一緒じゃないかと。

末松義規

2019-11-29 第200回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号

末松委員 ただいま質問時間が終わりましたので、この辺にしておきますけれども、今の、追加的な金融緩和も含めていろいろな手段はあると言うけれども、これもMMTの主張していることと極めて似ていまして、藤井聡京大教授なんかは、まさしく、物価が三%から四%程度であるならば、どんどんもっと財政需要を含めた需要喚起をした方がいい、あるいはマネタリーベース拡大した方がいいと言っていますので、そういうMMTの方々

末松義規

2019-11-19 第200回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

大塚耕平君 そうすると、この七年間この委員会でどういうやり取りが行われてきたかというと、例えば、さっき御覧いただいたグラフのあの反対側にはマネタリーベースの対名目GDP比日本銀行の総資産の対名目GDP比がありまして、これはこの委員会の御了解を得て、たしか四、五年前から皆さんにも配付をさせていただいている資料であります。  

大塚耕平

2019-11-05 第200回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号

その後、二〇一六年の九月には、オーバーシュート型コミットメントとも言われていますけれども、マネタリーベースについてのフォワードガイダンスを出した。去年の七月には政策金利についてもフォワードガイダンスを出した。という三段階でフォワードガイダンスを出してきた。しかも、この三本が並立している状況です。政策金利についてはその後変わっていますが、それについてはまた後ほどお尋ねします。  

階猛

2019-10-11 第200回国会 衆議院 予算委員会 第2号

短期金利引下げ長期金利操作目標引下げ資産買入れ拡大マネタリーベース拡大ペース加速、この四つを持っておられるというのはわかった上でやっているわけです。  そして、この四つを、これは言ってみれば一つの目安ですよ。だけれども、例えば資産の部門で言いましょうか。日銀の総資産というのはGDPを上回る規模でしょう、日銀は。しかし、FRBだと二割ですよ。ECBだと四割ですよ。  

前原誠司

2019-06-10 第198回国会 参議院 決算委員会 第10号

あわせて、安倍政権では、確かに運用利回り、株価が一時上がりましたから、今はちょっと停滞ぎみですけれども、そのしかし手段として、私の古巣の日銀に、二年間で日銀から世の中に出るお金を二倍にさせたら物価上昇率が二%になっていろんなことがうまくいくという異次元金融緩和をやらせて、六年たってマネタリーベースは四倍を超えました。  

大塚耕平

2019-06-10 第198回国会 参議院 決算委員会 第10号

日銀に、私は日銀出身ですが、もう何と六年間で、当初のマネタリーベースを二倍にすると言っていたのが四倍を超えるところまでやっても標準ケースすら下回っている。そして、実質賃金は何とマイナス停滞ケースすら下回っている。経済成長率は、まあこれは標準よりちょっと上でありますけれども。  総理にお伺いをします。まず、今検討されている年金財政検証経済前提については、現時点で何か報告を受けておられますか。

大塚耕平